みー "虚弱と歩く" 2026年9月6日

みー
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@mi_no_novel
2026年9月6日
虚弱と歩く
虚弱と歩く
ヒオカ,
トミヤマユキコ,
中井治郎,
伊藤亜和,
安藤裕子,
宮崎智之,
暮田真名,
清水友佳子,
済東鉄腸,
渡辺優,
絶対に終電を逃さない女,
藤野可織,
雁屋優
終電さんの「虚弱に生きる」がとても良かったので、こちらも拝読した。 色々な種類の虚弱な人が筆をとっていて、なんというか、私と同じような人がこんなにいるんだと安心した。 胃が弱くても、パニック症でも、低血圧でも、不眠でも、こうして文章を書いて生計を立てている人がいる。それだけでも、私にとっては救いだった。 「異常なし」というのがつらいと書いてあった。私も「異常なし」だ。なので、医師からも治療の仕方が分からないと言われるし、実際に何を試しても効かない。私は終電さんのようにたくさん努力をしているわけではないので、本当は努力すれば少しは良くなるのかもしれないけど……。でも、1日8時間働きながらでは、これ以上努力できません。これも言い訳になってしまうかもしれないね。 昨日、友達から「フランス人の彼氏と婚約したので、来年からフランスに行く」という報告があった。彼女はいわゆるタフなタイプで、学生時代から色々な国に留学に行ったり、社会人になってからも各国を飛び回って仕事をしていたりするくらい体力があった。私も海外に行ってみたいな、と彼女を見て憧れたことがあったけれど、この身体ではそんなことは叶わなかった。私の身体が虚弱なせいで、行動範囲が狭まっていることを実感した日だった。 健康になれば解決する問題がたくさんある。例えば妊活。私は体重が足りないので、妊活治療の適応外だそうだ。そもそも母体に危険が及ぶそう。そりゃそうだな。病院に受け入れてさえもらえないことが私にとっては当たり前のことになりつつあるけれど、寂しかった。 健康になれさえすれば、私は毎日家事をこなし、寝込むことなく、もっと簡単に夫と幸せな家庭を築いていけるのかもしれない。病院代だって、もっと抑えられると思う。健康になりたい。自由になりたい。そんな気持ちを奮い立たせることができる、珠玉のエッセイ集だった。
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