
おにぞう
@onizou4869
2026年8月23日

ハヤブサ消防団 森へつづく道
池井戸潤
読み終わった
ハヤブサ消防団の続編。
前作は未読ですが、ドラマは観ていました。
都会で作家活動をしている主人公が地方の山村に移り住み、そこで何やかんや村の消防団に入団する。
そんな中黒い陰謀が村を襲い始め… というのが前作の流れで、本作はその事件から数年後を描いています。
ジャンルはミステリーで、村でまた事件が起こり、主人公がその事件に首を突っ込む。と、ミステリーとしてはよくある流れです。
ただ、本作の面白い所は、ミステリーのみにフォーカスが当たっていない点です。
村で事件は起こるものの、それはそれとして主人公は作家活動もしなければならず、新人賞に応募したり、村の仲間と飲みに行ったり、日常を切り取ったシーンが多々あります。
ミステリー故、何気ないシーンが事件の核心に迫ったり等もありますが、私はこの「近くで事件が起こっても、日常が止まることはない」といった雰囲気がとても好きです。
池井戸潤さんの作品はあまり読んだことありませんが、メディア化された作品はヒューマンドラマとして人気を博している気がします。
本作も、ミステリー要素も勿論あれど、ヒューマンドラマとしても楽しめる作品です。
前作の知識は基本的には不要ですが、前作からのキャラクターが多数登場します。 各キャラクターについて、そこまで深く本作では語られないので、ドラマの公式サイトなどの人物相関図に目を通しておくと、前作を知らずとも楽しめるかもしれません。
