
euy
@euy
2026年9月6日
読み終わった
いろんなとこで絶賛されてるだけあって、すごいおもしろかった。
まず文章がうまい。小説よりも小説っぽい。
そしてこの作品の核となってるのは、落合博満のプロフェッショナルに徹して合理的で孤高な生き方なんだけど、それも唯一無二ですごく魅力的に見える。
落合の言ってることは、言われてみれば当たり前のことなんだけど、常識にとらわれてなくて、見てる分には気持ちいい。
普通の人から見ると謎な行動がいっぱいで、その謎を原動力としてミステリーみたいに話がぐんぐん進んでいくとこも楽しめる。
いろんな選手やスタッフ、そして筆者であるスポーツ新聞の記者が、入れ替わり立ち替わり視点人物になって落合を見るという手法がとられてるんだけど、それぞれの視点人物も魅力的で、プロなので過酷な現実もたくさんあって、ところどころ泣きそうになる。
読み物としておもしろくて、さらに何か大事なことを学べたような味わいのある作品でした。

