
Sanae
@sanaemizushima
2026年9月6日
本とは何か
難波優輝
読み終わった
著者の「批判的日常美学ついて」がよかったのでこちらも読んでみることにした。
前読んだ本は、美学者としての観点が新鮮で面白かったが、読書についての視点は私には刺さらなかった。
いろんな項があって、楽譜とレシピ本に共通点は書いてある通りかなり近しいものがあると思う。読んだ上で読者が再現するものだから。同じ本を読んでそれぞれ考えたことが、これらの場合は具現化される。
マンガはアトラクション、ハウツー本は変身ベルトのようなもの、など言い切りが多いために他の項で矛盾を感じることも多かった。
人文書の読み方として、とりあえずのざっくり理解「半信」(p75)と言うふうに説明。
斎藤幸平さんや安田登さんの著書で読んだことがあるのは「一旦受け止める」ということ。彼らの言うのはネガティヴケイパビリティに通ずるものだったが、著者の考え方はちょっと違うような気もした。
その半信、わからなさをどう取り扱えばいいのかというところを私は知りたい。
本棚を整理することも読書パフォーマンス(p207)というのは、小川公代さんが述べていたことがある。並べ替えることでその本の見え方や考え方、響き合い方が変わり新たな発見がある。
それゆえに「独立系書店には、本好きな店主がセレクトしたこだわりの本がたくさん並べられているからこそ、自分が全然知らない本や、思ってもみない本、というのがあまりない」(p214)というのは共感しかねる。
並びが大型書店とは違うからこそ、本の見方が変わって、大型書店では気づかなかった発見があり、魅力を知ることができるはず。私にとって、お気に入りの独立系書店は思ってもみない本でいっぱいである!
というわけで、本屋にこれからも通い続けます♪








