
トロ
@tontrochan
2026年8月25日
星を掬う
町田そのこ
読み終わった
@ カフェ
52ヘルツのクジラたちで息の仕方を忘れるくらい泣いた町田その子先生著書で、タイトル知ってるだけでどんな本か知らないなーと思って借りて読んでみました。
人の心に土足で入ってくる無神経な人間を描かせたらこの人の右に出る者はいないんだろうなあ、と毎回感心しています。毒親、ネグレクト、ヤングケアラー、育児放棄など社会問題に切り込んだ話のオンパレードで、読みたくないのに読む手が止まらない不思議な読書体験でした。主人公は何故こんな理不尽な目に遭っているんだろうと憤慨しながら読んでたのでストレスが溜まります。
ありのままの自分を好きになること、そんな自分を好きになってくれる誰かがいることの2点が強く印象に残りました。人間はみんな傷を抱えていて、瘡蓋になった頃に自分で剥いだのに血が流れて痛いと声を出す。でもいつかその痛みを忘れられるくらい素敵な思い出も待っているから、そう思わせてくれる一冊でした。

