あおい "花菱夫妻の退魔帖" 2026年9月6日

花菱夫妻の退魔帖
シリーズ二作目を読む前に復習で再読。 なんだろう、鈴子と孝冬の関係性が『薬屋のひとりごと』に少し似ている気がしました。 憧れと執着、が大きいのかな。 自分にない思考と、自分の境遇や悩みを同情や上っ面で誤魔化さない芯の強さに惹かれるのかなと感じました。 退魔帖とタイトルについていますが、退魔というよりは淡路の君が勝手に喰らっていくので少し印象が違うかもしれません。 ホラーは苦手ですが、元生きていた人間なら比較的大丈夫なのでこの作品は読めました。 服装の描写が詳細で、文字で読みながら想像するのが楽しかったです。 大正時代なら柄×柄で華やかさもあるし、半衿や羽織紐までこだわってたのかと思うと組み合わせを考えるの楽しそうだなと思いました。 着物なら柄と柄でも組み合わせ次第で喧嘩しないから、洋服よりチャレンジしやすいかも。 香木も燃やさないというのをこの作品で知りました。 炭であたためて香りを出すなら、煙たくならないよなと納得。 鈴子と孝冬の関係性も気になるし、淡路の君をどうするのか、鈴子の養い親たちの事件は解決するのか、次作が楽しみです。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved