
もちこ
@mochiko24724
2026年9月7日
どうせ世界は終わるけど
結城真一郎
読み終わった
100年後に、地球に小惑星が衝突し、人類は滅亡する…そんな世界線の、全6話の連作短編集。
第1話、第2話…と、話が進むにつれて、そのタイムリミットがじわじわと近づいていくのが、薄らとした恐怖を感じた。
第1話では自分の世代には関係ないなぁという感じなのに、第5話〜第6話になると、自分の子どもたちが「人類滅亡」という危機に直面するかもしれない…という現実味を帯びてくる。
世間は「どうせ世界は終わるし」と諦めきった雰囲気だけど、その中にも希望を持ち続ける人がいる。
第6話には、それまでの話で登場した人たちらしき人物やエピソードが再登場して、胸が熱くなる。
どんな時でも、希望や未来は確実にある。それがどんなに小さなカケラでも、見つけて、大事にできる人がいる。大事にしたいと思える人がいるように。

