ケイ "二月のつぎに七月が" 2026年9月7日

ケイ
ケイ
@flyingkei
2026年9月7日
二月のつぎに七月が
夜にもひととき読書タイムが取れたので。 110〜148ページ 行商にまつわるさまざまなエピソードが、ゆるく章ごとをつなぐ。組織を離れ自らの道を行くひとによって届けられる商品、組織に属しながら現場との関係を滑らかにつなぐ人がするりと差し出す商品。縄張りと縁故のしがらみも、信用と信頼に支えられた邂逅も、互いに人生を背負った人間同士の出会いの形の一つだ。 見えぬ部分、知らない背景に思いを巡らせること。勝手な想像を走らせるのではなく、それぞれに事情があるのだと慮ること。寄り添う、より一歩だけ離れた、思い巡らす、という距離感が、めぐる季節、うつろう街の中で、ゆるい繭のようにいちば食堂の人々を包んでいる。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved