
夏しい子
@natusiiko
2025年4月6日

あひる
今村夏子
かつて読んだ
子どもたちが次々と来る事によって、のりたまはストレスで変調をきたして、でも主人公の両親は家が賑やかになる事が何よりも大事だったのかもね。
主人公はのりたまが変わった事を見ないフリしたけれど
子どもたちはちゃんと知っていて
そこを「どうして?」と聞かなかった子どもたちも怖いなと感じた。
そして最後に出てきた暴力的な弟は何なんだ。
誰もが全てに靄をかけて、自分に都合のいい事だけを優先して生きている、その靄の先に残酷なものがあろうとも無いものとしている、その被害対象がのりたまなのかもしれない。