704h "こうしてイギリスから熊がいな..." 2026年9月8日

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@704h
2026年9月8日
こうしてイギリスから熊がいなくなりました
こうしてイギリスから熊がいなくなりました
ミック・ジャクソン,
田内志文
半分くらいまで読んだところ。 最近話題の「熊」。去年の「今年の漢字」が「熊」だった。来年もっと熊が増えたらどうするんだと思ったのも記憶に新しい。 ちょっと前に『熊 -人類との「共存」の歴史』という本も読んだが熊と人間の関係は奇妙で面白い。何となく熊が気になっていたところ面白いタイトルの本書を見つけた。このタイトルからしてふざけている。パラパラめくると挿絵もとても素敵で、ちゃんとふざけてそうだったので購入した。 舞台はもちろんイギリスで、熊と人をめぐる8つの短い物語が収められている。イギリスらしいファンタジーな世界観に皮肉とユーモアが詰め込まれている。好みは分かれるかもしれないが、個人的にとても好きだ。こんな本を待っていた。児童文学に興味のある方は現在進行形の児童文学として楽しめるはず。 半分しか読んでないが、すでに素晴らしい。なかなかここまで魅力的には書けない。何よりユーモアとペーソスのバランスが良い。子供向けに毒気を抜かれる前のお伽話というか、可愛いだけではなくちゃんと恐ろしい。読みやすさに配慮して善悪の判断をきっちり決めてしまうと味わいが無くなってしまうと思う。熊にとっては善も悪もないのだ。シャケかそれ以外か。もっと熊について考えたい。今年の漢字も「熊」でも良いかもなぁと思う。いや「油」かな。
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