
youm
@youm
2026年9月13日

読み終わった
残暑ということで、夏の本を
短編・中編4作収録
『夏の流れ』は真夏の話だが、主人公の職がいわゆる死刑執行人で…家族や仲間との温かな時間の描写もふんだんに出てくるのに、なぜか底冷えする感じや、仕事に関して深く考えないようにしながらも揺らぎを感じさせる描写は秀逸である。
続く短編2作も『死』と向き合うことで『生』がより際立っている。
最後の中編『正午まで』が少し毛色の違う作品で、若者ならではの挫折と衝動が描かれており、若者の危うさを感じる。
どの話からも『死』を感じ、今を『生きる』ことについて考えさせられる。
