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小説はコーヒー。植物はハイボール。
  • 2025年12月31日
    暗夜行路
    暗夜行路
    主人公が自身の出生や結婚、妻との関係などについて考える心の動きが丁寧に描かれている。 当時の時代柄もあるか、ボンボン育ちの主人公が色々なことに思い悩み、時に肯定と否定が同居して、確かに人の心はどちらかだけというわかりやすいものではなく複雑なものだなと思う。 にしても、主人公の『拘泥』することの多いこと。後半にはもはや笑ってしまうくらい。この小説のおかげで『拘泥』という言葉が刷り込まれてしまった。
  • 2025年12月18日
    山に抱かれた家 迷い道
    シリーズ6作目 前作に引き続き、新たに始まった山での生活。 畑や猟、地域の人たちとの交流、そして身近な人との関係。 はじめから上手くなんていかず、経験を積んで、失敗を糧にして、やりたいことをやっていく。まさに人生。 自然と向き合うことの難しさもさることながら、人と向き合うことの難しさもより鮮明に感じた。
  • 2025年12月15日
    ファイナルガール
    表題作含む7作収録の短編集。 どの作品も風変わりなコントみたいな話なのだが、文章が歯切れ良く、展開が否応なしに畳みかけてきて、疑問点を考えさせてくれないまま読み切ってしまった。。 短編でサクッと読めるのに、なんて充実した読み応え。もっと読みたい!
  • 2025年12月12日
    白夜行 (集英社文庫)
    ずっと暗く、不穏なまま進み、最後にはさらに暗くやりきれない気持ちになる。登場人物の誰にも感情移入できずにいたけど、そりゃあ無理だわ。 自分勝手な大人の犠牲になる子供が不憫でならない。不憫でならないけど、一線超えていいとも思わない。こんなことしても幸せにはなれないだろう。でもじゃあどうすれば良かったのか…。ああ、救いがない。。
  • 2025年12月4日
    荒地の家族
    荒地の家族
    …辛い。東北の震災が奪っていった人や物。癒えることなく生活のためにできることをするだけ。言葉は思わず傷に染み、人は離れ、亡くなる。日常の不幸が先なのか、震災の不幸が先なのか、土地も心も荒地だ。そんな中でもなんとかしようと思うが、なんともならない。なんともならないけど、なんてことないラストシーンにほんの少し、希望が持てる。 きっと、被災者にとって、震災はまだ終わってない。終わることはないのではなかろうか…。そのことを思い知らされる作品。
  • 2025年12月1日
    アマテラスの暗号(下)
    祇園祭、シルクロード、神々の名前…少しずつ答えに近づいているワクワクと、他国のスパイや日本を守ろうとする秘密結社の動きにドキドキしながら、ついにクライマックスを迎える! この物語は真実なのか?あくまで創作なのか!?自身がそうである『日本人』のアイデンティティを考えさせられる。。 興奮冷めやらず、とりあえず、神道の本が読みたい。
  • 2025年11月28日
    アマテラスの暗号(上)
    日本神話と聖書、神道とユダヤ教、日本語とヘブライ語…両者には偶然にしてはあまりにも共通点が多すぎる!日本の起源はイスラエルにあるのか!?日本人のルーツは!?アマテラスの違和感の謎は!?先が気になってしかたない!何が隠されているのか…いざ下巻へ!
  • 2025年11月25日
    蝋面博士
    蝋面博士
    金田一耕助シリーズ短編集 本格ものというよりは探偵冒険譚といった感じ。蝋面博士との追いかけっこを中心に、トリックや意外なラストも用意されており楽しめた。
  • 2025年11月20日
    探偵ガリレオ
    探偵ガリレオ
    ガリレオデビュー作かな? 先にTVドラマを観ていたのだが、結構設定を変えてあって小説も楽しめた。湯川・草薙コンビの軽妙なやり取りがとても良い。
  • 2025年11月18日
    背負い水
    背負い水
    人は決められた量の水を背負って生まれ、それを飲み干したら寿命が来るという『背負い水』。 この物語は背負い水ならぬ『背負い男』のような話。今作当時の妙齢で独身、地位も給料もたいしてない女性が男で右往左往する。物語と相まって、言葉や文章表現、登場人物たちにもエッジが効いており、そんなキャラクターたちのやりとりも面白い。 これらは他に収録されている短編でも発揮されており、個人的には『喰えない話』『四コマ笑劇「百五十円×2」』の方がより鋭角で面白かった。
  • 2025年11月13日
    ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case
    Gシリーズ最終章 しかも犀川先生のラストケースなんて言われたら胸躍らないわけない!いざ! …森博嗣先生、ありがとう(泣)!もう最っ高!またやられてしまった!序盤から怪しいと思ってたのに、物語が面白くて犯人と動機に意識を持っていかれてしまった!ラストはもう、ω城での惨劇どころじゃあない!これまで『すべてがFになる』からシリーズを読み続けてきたファンへの、コレは完全にプレゼントでしょう! 森先生、もう小説は書かないとおっしゃられているんですよね。。ラストにこれ以上ないくらい相応しい物語だったけど、寂しいなあ。。なんか泣ける。
  • 2025年11月10日
    放浪・雪の夜
    放浪・雪の夜
    昔の大阪を中心に、なんだか頼りない男達が駆け巡る短編集。 特に『人情噺』でホロリときて、『天衣無縫』では女性目線での表現でつい笑わされ、後半のオタザク自身の話では当時の時代背景と大阪ミナミのど真ん中千日前の人情とエネルギーをじわじわと感じる。 今の外国人だらけの千日前をオダサクが見たらどんな風に思うのだろう。
  • 2025年11月6日
    爆弾
    爆弾
    いや〜スリリングで面白かった! 爆弾魔と警察の対決を軸に、登場人物達の心の動きに引き込まれる。同意、反感、応援、嫌悪、怒り、不安…あらゆる感情が登場人物達と一緒に自分の中でも生じているのがわかる。 兵器である爆弾。今作で人の心こそが爆弾なのではと思わされる。最後の『ありがとう』の気持ちを大切にしたいと思う。
  • 2025年10月31日
    豚の報い (文春文庫)
    まさに『豚の報い』!なんだけど、よくよく考えると、本当にそうなのか?女たちの感情的な恋愛脳でコントロールし切れていない様や、あらゆることを決めきれずにぐだぐだやってる男。男と女はいつの時代もどの地域でも、やっぱり男と女なんだなあと思い、クスリと笑ってしまう作品。
  • 2025年10月28日
    涙の花嫁行列 たこ焼きの岸本(2)
    シリーズ2作目 1作目の主人公の過去の話。 以前に仕事やプライベートで行ったことのある地域が舞台で大阪の下町感も馴染みやすい。 人情溢れる商店街の人達のドタバタ活劇に元気をもらえたり、ホロリとなるところも◎
  • 2025年10月24日
    彼岸花が咲く島
    『彼岸花』の麻酔(麻薬的な)効果が作品全体を包んでいるような感じで、美しい日本語表現と相まってオキナワ方面が舞台であるような、ユートピア?もしくは神話を読んでいるような気持ちになる。ところが話が進むとユートピアどころか…。 『歴史』を知ること、そしてどの時代の人たちも『何が正しいのか』を自問自答し悩みながらその世代の価値観で進んでいく。現代社会にも通ずることで、忘れてはならないことを考えさせられる作品。
  • 2025年10月22日
    予知夢
    予知夢
    お馴染みガリレオシリーズの初期作品。 長編しか読んでなかったので。 湯川・草薙コンビが小気味良く事件を解決していく短編集。長編へ向けた夜明け前的な作品。
  • 2025年10月18日
    運転士
    運転士
    秒刻みで時間を確認。停車位置もピッタリにこだわる地下鉄の運転士。こういう運転士のおかげで毎日安心安全に地下鉄を利用できているんだなあと感心するのも束の間、か、鞄の中の彼女!?…この運転士。。
  • 2025年10月15日
    下町ロケット
    下町ロケット
    ドラマにもなった話題作、当時は縁がなく…、今友人から勧められて。 読めて良かった!面白い!企業の様々な人達の魂のぶつかり合い。厳しい現実も突きつけられるけど、ロマンがある!熱い気持ちを思い出させてくれる作品。
  • 2025年10月12日
    ディスコ探偵水曜日(下)(新潮文庫)
    さあ、下巻突入!このメチャクチャな展開がどうやってまとまるのか?まとまらないのか!? …終わった。すごかった。。あらゆるジャンルの知識が絡まり合って複雑な世界。突破するのはやっぱり自分の意志なんだけど、大切なのはそれだけじゃなくって、支えてくれる人だったり、守りたい人だったり、一緒に頑張ってくれる仲間がいてこそ。 つい色々考えすぎて一歩遅れがちなディスコと自信に満ち溢れて何事も楽しむ水星Cが自分の中の陰と陽でどちらもあって生きていく。こんな世の中を生き抜いていくために必要なすべてが詰まった作品だった!
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