
704h
@704h
2026年9月9日
鶏まみれ
繁延あづさ
読み始めた
読みはじめた。1/6くらい読んだところ。
出版区のYouTubeで俵万智さんが勧めていたのを観て読みたくなった。近所の本屋に置いてあったので購入して早速読んでみた。
著者の繁延あづささんは本書の前に『山と獣と肉と皮』という本を出していたらしく、そちらを先に読んだ方が経緯がわかりやすいかなとも思ったが、はじめに説明してくれているのでとりあえず本書から読んでいる。
しかし、文章が面白いのでスラスラ読んでしまいそうになるが、内容が濃厚過ぎて前作が気になってくる。どういうことだ。どういうことだ。
本書の大筋は養鶏場をはじめる話だが、家族のことや仕事のことなど日常も挟みながら話が進んでいく。著者の日常の風景と、メディアでは紹介されづらい食肉加工の現場が一人の体験として話されている。ここを切り離さないという意思を強く感じた。
何かが良い悪いとかではなく、欠けている目線、世の中を考えるうえで大切なことが詰まっているように思う。著者が感じたという、森の中に死は溢れているが街では隠されてしまう違和感。その間に立つところ。
まだ読みはじめたばかりなので、あれこれ考えててはいけないが、考えずにはいられない。大事なのは結論ではない。とりあえず繁延さんについて行く。

