
積読山脈
@book_mountain
2026年9月10日
読んでる
@ 自宅
ようやく5章まで来た。長かったが読みやすかったしどのようなことをやっているのかわかりやすい。
そして実例を読んでいく中で、カウンセラーの凄まじさを感じた。冒険としてのカウンセリングにて、ユーザーに困難や傷を齎した人間関係がカウンセラーとの間に転移し、物語としてカウンセラーとの間に同じように再演されること。これはつまり、カウンセラーがユーザーにとって憎まれる対象であったり、軽蔑される相手となったりするわけだ。しかも、その役割を演じつつ、解釈を進めなければならない。お金を対価として貰っているとはいえわなんという重労働。なんという忍耐力だろうか。素人には到底できないと思い知ったし、これを生業としようとする人の心を尊いと感じた。
例としてのハルカさんの話、特に破局の場面について、赤の他人として読んでいる身としては、なんだこいつとしか思えなかった。しかし、カウンセラーはそこから誰との再演がなされたのか、本人が自覚できていない自分の気持ちを捉えて伝えることをするのだ。かなり過酷な仕事ではなかろうか。


