カウンセリングとは何か 変化するということ

210件の記録
- 糸太@itota-tboyt52025年10月10日読み終わった生きていくうえで必要なこと。これまで沢山学んできたはずなのに、こと心の扱いについて、すっぽり抜け落ちていることに気がつかされた。 必要なかったと言えばそうなのかもしれない。でも、だから知らなくても良い、というわけでは決してない。むしろ知っていればよかったなと、それこそ心から思った。 何が変わったわけでもないだろう。でも「自分」って思ってるほど絶対的ではないよ、と気づけているだけでも、すこし楽な気持ちになる。 正しく向き合うためには他人が必要不可欠。それもカウンセラーのような赤の他人の方が適しているのも納得。 とくに今、私に「破局」の予感があるわけでもない。でも、なにかの折に立ち止まれる場所があり、「変化」を促せる多くの専門知が揃っていると知っておくことは、生きていくうえで何より心強い。
- リバリバー@riverriver2025年10月9日読み終わったこの本そのものが、生存と実存のための冒険を描いた物語でもあった。それは作者の物語でもあり、カウンセリングを受けた名前も知らない人の、そのひと固有の、でも普遍的な物語に触れることでもあった。
- もり@molliws2025年10月8日読み終わった新書を読んで泣きそうになったのは初めてです。 自己-心-世界モデルや、5つの介入、生存と実存など、 モデルや分類を使って説明されることで、 自分自身が最近抱えていた問題がクリアになった。 まさに、この一冊を読むこと自体が、 カウンセリングの疑似体験になっているという感覚。 もちろん実際のカウンセリングはもっとタフで破局的なものであるのだけど(それはハルカさんの章でよくわかる)、カウンセリングとは何かについて読んで考えている内に、自分の心に向き合っている瞬間がある。 新書にしては分厚いので、気軽に人に勧めにくいのが難点だけど、さすが東畑さんの文章は読みやすいので大丈夫です。 なんか最近人生に行き詰まっているような感覚がある人には、ぜひ読んでほしい。 答えはないが、地図がある。 この本が売れていることが、ひとつの希望だと思います。
- 𝚗𝚊𝚝@sapphicalien2025年10月8日読み終わった「心」を物語に生きる文学的なものとしてだけでなく、科学的に測れるものとしても捉えているのが誠実だと思う 『物語化批判の哲学』を読み返したくなった
- りんご食べたい@k-masahiro92025年10月4日読み終わったカウンセリングにおける「生存」と「実存」という着目点、「破局」を通した回復など、カウンセリングを体系立ててテクノロジー視点で捉えるとこういう風に理解できるのかということがよく伝わってきた。
- あいこ@cotie2025年9月30日読み終わった圧倒的ユーザー目線で、分厚いのに読みやすく、骨太な名著でした。 ・カウンセリングとは人間が自由な個人になり、そしてそのことで孤独と責任を負うことになった近代の副作用に対処するために生まれてきたテクノロジー。 ・一人ひとりの心は決して文学を手放さないし、遠くには聞こえないような小さな声で物語を語り続けることをやめない。物語のない人に、僕は出会ったことがない。 ・心の変化には科学的な次元もあるい、文学的な次元もある。その両方を生きるのが、人間である。
- 朝胡@asahisa222025年9月29日買った読み始めた@ 自宅帯の漠がかわいい。 表紙の黄色い四角が丸くなっている〜〜。栞もありがたいし、かわいい。 本は分厚いし、1ページごとの文量もずっしりしてる!! でも、丁寧に紐解く意思を感じて、興味深く読んでる。
- nessie@nessieayako2025年9月27日買った@ 有隣堂 セレオ八王子店SNSで何度も見かけて気になっていたので買ってみた。カウンセリング、受けたことがあり、その効力を実感してもいるのだが、なにがどう作用したのか理解できてないままだったのでそれを考えるきっかけにもしたい
- it_shine@it_shine2025年9月24日読み終わった非常に受け入れがたい困難な現実にぶつかったとき、人間はほとんど無意識のうちに自分の心の形に合うようにその現実をいろいろ変化させ、どうにかしてその現実を受け入れようとする。もうそこで一つの物語を作っているわけです。(小川洋子『物語の役割』ちくまプリマー新書p22) 自己と世界の関係を調整するのは物語です。二つのままならないものの緩衝材として個人的な物語があり、それを生きているのが心です。カウンセリングはこの物語の次元に深く関わる営みでもあったということです。 p416
- Ayako@aya_rb2025年9月21日読み始めた@ カフェ第一章終わりまで。一気読みできる鈍器本との噂に違わず、でも入店待ちをしている人もいるのでこのまま長居して読破するわけにも行かず……内容の深さ面白さ、構成の妙もさることながら、著者の文章についページをめくってしまう。
- ピノ@pinofort2025年9月20日読み終わった昨年のオンライン講座をフルで受けた上で 発売を待ち望んでいた1冊が遂に読み終わった 圧倒的な没入感、分かりやすく〈カウンセリング〉 の枠組みと歴史を語り、その本質を探っていく まるで擬似的なカウンセリングを受けているような 臨場感があった 再読して何度も読み返したい名著
- it_shine@it_shine2025年9月20日読んでるp157 心が変化するための土台になるのは「理解」です。聞く技術は理解するために存在しているし、理解があるからどこにどのように介入するといいのかが導き出される。優しさだって、理解があるときにのみ、自然に発生するものです。
- 敗荷@sibue_fjodor_2025年9月20日読み終わった「自己ー心ー世界」に対する5つの介入。ぼくはこれに並行して、「生体ー生存ー実存」の回復モデルについても考えなければならない、と思った。カウンセリングのみならず、たとえばリハビリにおいても同じことがいえる。2018年の専門医制度改定によりリハビリ専門医が誕生したことは、生体レベルの回復(手術・治療)と、生活=生存+実存レベルの回復(リハビリ)が、なめらかに連続したものであり、截然と分けられるものではないことが明らかになった証左である。翻って精神医学においても、この3つのレベル、とくに板挟みにあいやすい生存、生き延びること、をいかに取り戻すか、が問われる時代にあるのではないか。 ここでいう生体ー生活ー実存の回復モデルとは、言い換えれば、「生きられるか」ー「いかに生きられるか」ー「いかに生きるか」ということです。