
なつ
@shiro_kuro
2026年9月10日
読み終わった
4巻は、いわば大戦の前の準備の回であった。大規模チーム以外のチームを駆逐して、より勢力を高めようという具合だ。
この巻の見せ場は、普通なら中規模チームと大規模チームの戦闘だろう。けれど、この作品の肝はそこじゃない。
ひたすら計略に次ぐ計略、戦略と戦術だ。
「どうしてこの結論に至ったか」、「この先何を目指しているのか」、そんな未来志向に語られるので、次が気になって仕方がない。
平穏な国、というチームの軍師ウォーターは、圧倒的な地位と実力を見せつつも、「最後にはこのチームを裏切るつもりだ」と言う。
一方portというチームの最強、ユーリイも、「身軽になるためにチームを抜ける」と言う。
そして、彼らのチームを除いた中規模チームは瞬く間に撃破され、望んでいた通りの状況が生まれる。
全員が勝利の形を描いていて、全員がそれを成し遂げるだけの実力があると読者に思わせる。そんな所がこの作品の魅力だ。
あと、単にキャラクターの思考を描写してくれる関係上、普通に好きになる