
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年9月10日
博覧狂気の怪物誌
後藤護
読み終わった
著者の肩書きは暗黒綺想家となってます。ゴシックカルチャーに関する本も過去に著してます。今回のテーマは博覧強記ならぬ博覧狂気と言えるゴシックな変人たち。キーワードはエキセントリックな碩学たちです。例えば荒俣宏。奇人は奇人でもどちらかといえば畸人と書く方が相応しい。何故なら奇人とは「目立つ人」の事でしばしば「目立ちたがる人」の意に転用されるが、畸人は飄々としていて決して目立とうとも思わない〈超絶性〉が備わっている。決して奇人の様に鼻につく事は無い。そんな古今東西の人物たちを語り尽くしています。日本人では草森紳一、平岡正明、この二人は少しは良く知ってましたが、ネットに疎い自分が初めて知ったのが、DOMMUNEの仕掛け人である宇川直宏さんです、この人が、一番大きく取り上げられてますが、特殊漫画家の根本敬や、村崎百郎とも付き合いがあり、エログロ関係にもコミットして、なんとも香ばしい方では有りませんか?多分若い方はかなりご存知だろうと思います。なんとも痛快な破天荒な遊びをする畸人なのでしょう。動物界ならば、カモノハシやヤドカリの様なカテゴライズできない風狂人。最後を締めるのは私の師とも言える松岡正剛さんでした。他にもみうらじゅんや澁澤龍彦にも言及していて、サブカル好きな方には、かならずや刺さる本です。異能の思想のデーモンたち。





