風邪ひき "叫び" 2026年9月10日

風邪ひき
風邪ひき
@damdamdan
2026年9月10日
叫び
叫び
畠山丑雄
すごく変。 変で良かった。 まず、登場人物たちが関西弁で朗々とウンチクを語りすぎる。 浜村淳か!やかましいわ!笑 それで、ものすごく自分中心というか、猪突猛進というか、一歩間違えたらアホ。 こんなヤツおらんやろ、と。 大衆小説が読者に共感を求めるとしたら 文学は不快・不可解な他者たらんとする、 …のかもしれない。 でもこの小説は変な笑いが出てしまう。愛嬌がある。 そして文章のグルーヴ感。 この感じ、町田康のデビュー作を読んだ時の感じ、 …かもしれない。 『難解』という感想も目にしたが、 はぐらかされてる感じがした。 そういう知的な遊戯に参加してる感じ。 なので難解というより、「こいつまた急に変な話してはぐらかしよった」みたいな感想。 それは嫌じゃなくて、楽しかった。とても。 急に恋愛小説になったり、政治犯みたいになったり、なんやねん、真面目に乗ったら作者の思う壺。でも乗った方が楽しい、パラレルワールドにあるジェットコースター。 楽しかった。まじで。
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