
やん
@grilledyangyang
2023年6月18日
中世への旅 騎士と城
ハインリヒ・プレティヒャ,
Heinrich Pleticha,
平尾浩三
読み終わった
かつて読んだ
中世騎士といえば、「中世暗黒時代」「十字軍の残虐さ」といったイメージがある一方で、やたらヒロイックなイメージもあって、極端なステレオタイプで語られがちだった。
ところが本書では、そんな記号的な「騎士」ではなく、血肉の通った、我々と同じ生身の人間が生き生きと描かれている。
12〜13世紀、シュタウフェン朝期のドイツで盛期を迎えた騎士文化が目に浮かぶ。城での生活、行商人、ファッションや食事、娯楽や歌、婦人への奉仕、武具や戦の作法など、とにかく生活の細部が面白い。
「中世人は風呂に入らない」「衛生観念がない」みたいな俗説も、実際にはそんな単純な話ではない。歴史上の人間も、我々と同じように食べて、着飾って、遊んで、歌って、人付き合いをしていたのだなぁと感じる。
そしてファッションや鎧が自由すぎて笑った。
兜に乙女の等身大人形みたいな装飾を付けるとか、お前の兜どうなってんだよ!!一瞬、目がバグったわ!!!
騎士文学や歌の変遷も面白かった。もっと深く調べたいけど、これは沼の予感がする。自分の本筋をある程度読み切ったら、本を物色してみようかな。
……といいつつ、気になりすぎてミンネザングのCDを買ってしまったwww
雰囲気だけでも味わっておこうwww
あと、動画『じんべぇと学ぶ』シリーズをながら聞きしていて、ドイツ騎士団の別名を「駐屯騎士団」だと思い込んでいたことを、ここに告白します。
正しくは英語由来の訳語で「チュートン騎士団(Teutonic Order)」みたいですね。すいません。
※語源はゲルマン系のテウトネス族?ってWikipediaに書いてた。
