
deepend
@deepend
2026年9月11日
本物の読書家
乗代雄介
読み終わった
かつて読んだ
読み終わるのにかなり時間がかかった…。この作者の小説を読むのは3冊目だと思うけど、いつもスムーズに読み進められないことがだんだんと自分のなかで怒りになってゆき、その怒りを推進力としてなんとか読み終わっている気がする。
表題作は関西弁の男の話し方が不快で怖くて、それが原因で長らくこの本を放っておいたのだと思い出した。
あらためて読んでみると、独特の緊張感があって途中からはちょっとしたミステリのような様相を呈していた。
関西弁の男の恐ろしさは途中から更に増していた。
「未熟な同感者」は…。引用に次ぐ引用の連続であまり理解はできなかった。
サリンジャーが好きなのでなんとか読み終われたと思う。
以前「十七八より」を読んだ時の自分の感想は以下だったが、まさか同主人公の小説でここまでサリンジャーへの言及が続くとは思わなかった。
"高い自意識が痛々しいほど剥き出しで傷だらけの少女が周りを翻弄する姿というのが、少しだけなにかに似てると思ったらフラニーかな?ゾーイのいないフラニー。"
