
しょうたろう
@sho664
2026年9月12日

読み終わった
「生態系保存」や「環境保護」なんて話をする時には、"どう守るか””どう生かすか”など、『生きる』方に目を向ける方は、凄く多いだろう。
テレビ番組とかでも、動物を保護し、活かす。
そんなシーンは大々的に放映をされてきているだろう。
しかし、生態系の保存や環境保護をするのにあたりどうしても避けられない話題がある。
それは、『死』についてだ。
人間の往来が活発になったことにより、外来種が意図しない形で入り、それが定着をしてしまう事がよく起きる。
それを防ぐためには、どうしても“防除”という名の下に、生き物を『死なせる』事がどうしても必要だ。
しかし、その『死なせる』という行為について、あまりにも僕たちは知らなすぎるのでは無いだろうか。
そこの部分に筆者は、取材を行った実例をもとに、様々な死なせ方を見せてくれる。
・亀が大好きなはずなのに、大量に亀を死なせなくては行けない亀博士
・学校の廃校で、最後の一生を終えるオオサンショウウオの世話役
・猫の死をSNSで公開し、自分の考えや寄付金を募る猫シェルター施設
・昆虫の標本について起こった様々な議論
・人間の生活の為に山蛭を駆除する団体の方々
丹念な取材に基づいているので、そこで行われる『死』がリアルに自分に押し寄せてくる。
是非本書を読んで、生き物の『死』について考えるきっかけにして欲しい。