
1007
@nyanppi
2026年9月12日
重力ピエロ
伊坂幸太郎
読み終わった
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兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。
家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。
連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。
溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。
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🔖
泉水は単純に、葛城の家に営業で訪問しただけだと思っていた。
なんとなく、春の復讐劇にオチが着きそうだとは
読み進めるうちに感じていたが、泉水も書かれていないどこかで28年前のレイプ事件を調査し、葛城にたどり着いていた。
遺伝子上では繋がっていなくても、
心の繋がりをこの家族から見せてもらえた。
「お前は俺に似て嘘が下手だ」 父の最後のこの言葉に救われた。
ラスト、ビジネスホテルのフロントの男と仙台銘菓の手土産の回収も良く、春が煙になった父に「行け!」と言うところから下に降りるまでの流れも美しい
オーデュボンの祈りの伊藤や、ラッシュライフの殺し屋黒澤も出てきた。