
素潜り旬
@smog_lee_shun
2026年9月12日
荒原にて
及川茜,
索南才譲
読み終わった
「彼がいちばん自信を持って豪快でいられるのは詩を朗唱する時だった。それらの詩はまるで俺が教えたものじゃなく、彼が生まれつき備えているかのようだった。彼が口にすると、自然で勢い豊かで、彼こそが本物の詩人だった。俺はインツォが詩を書くということについてもう心配することはなかった。俺ははっと理解したからだ。詩を書く人間だけが詩人ではない。ある種の詩人は詩を 書く必要がなく、詩を魂の声で天地の間に吟唱し、永遠に伝えるのだ。そうやって一度また一度と、 繰り返し魂で詩を書き、詩を読む者だけが真の詩人なのだ。彼らだけが詩歌を永遠に伝えることができる・・・・・・。」
索南才譲『荒原にて』より表題作(及川茜訳 リトルモア)
まじで俺の文体かよ、ってかんじで俺が書きそうでもある一部分で最高なのだが、翻訳のおかげで俺とモンゴル人が共鳴している。こういう“詩を書く必要のない詩人”のことも伝えていかなければならない。

