寺バースト "荒潮" 2026年9月12日

荒潮
荒潮
中原尚哉,
陳楸帆
おもしろかった! 「権力者と搾取されてきた現地民が利権争いをする群像劇」というテーマがブレずに最後まで貫いていた。群像劇は寄り道しやすいと思うけど、どのシーンを読んでも手放さなずに進んでいくのでかなり読みやすかった。誰が何のために何をしているか、なぜこの話をしているかの疑問がほとんどない……(あったとして、回収される)。 そして巻末の訳者の努力を見てすばらしい仕事だと拍手。東アジア文化圏なので近しいニュアンスで受け取れるところが中華SFの好きなところかもしれない。本当に読みやすかった!
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