桃木綿 "爆発物処理班の遭遇したスピン" 2026年9月11日

桃木綿
桃木綿
@momomomen
2026年9月11日
爆発物処理班の遭遇したスピン
すごく面白かった、が、表題作はじめ一部のみ読了で返却期限に…ちょっと実生活とのタイミングが悪かった! いつかリベンジしたい! SFの文脈で紹介されて手に取ったけど、軸足はサスペンスとかミステリとかっぽい。 といいつつ、表題作は現代日本を舞台に「シュレディンガーの猫」を人間でやったようなサイエンスフィクション。と、いうと荒唐無稽のようだけど、説得力のある筆致で、人の命がかかった事件を目の当たりにした時の個人の気持ちや社会の重さが描かれていてドキドキした。 この作者の持ち味なのだろう、そして小説という媒体の持ち味でもある、没頭して束の間登場人物の人生に憑依するような体験が存分に味わえる短編集だった。
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