ちゃたちゃん "移民と日本社会" 2026年9月13日

移民と日本社会
移民と日本社会
永吉希久子
日本の労働市場における技能実習生は、日本人が就きたがらない労働集約的産業への補充と、一企業における単純作業などの日本人が関わらない領域への従事に係る補完の役割を担っている。ミルトンフリードマンは、講演会で、アメリカ経済に都合の良い労働者は不法移民とした。その理由は、社会福祉を受け取れず、労働のみを担うこととしているからである。技能実習制度はある意味、技能移転の名の下にそのような都合の良い労働力の補完として使われていたものと思われる点がなくはない。特定技能制度の開始にあわせ、労働力の移民のとしての生活権利が拡充される中、発生するであろう不都合に対して、日本国民は真正面から受け止める必要がある。
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