
ふれとー
@ft_3476
2026年9月13日
ブラックボックス
砂川文次
読み終わった
そんなに分量が多くなく、臨場感もあるため、割とすぐに読み終わった。
これまで自分が読んできた小説は、主人公視点でありながら、主人公もどこか自分を俯瞰で見ているようなものが多かった。
ただ、この小説の主人公は、基本的にかなりざっくりとした自他分析を行っているタイプで、その分言葉遣いもばっくりとしていたのが新鮮だった。
「ちゃんとしたい」という願望は、一定程度大人になったら大体の人間が抱く欲求だろう。だけど、その「ちゃんとする」というのがどんな状態か、一般的な正解というものはない。自分の衝動性と向き合いながら、自分なりの正解に近づいていこうとする姿が印象的だった。
筆者は戦争小説も書いているようで、他の本も読んでみたい。

