itshin "会話の0.2秒を言語学する" 2026年9月13日

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@it_shine
2026年9月13日
会話の0.2秒を言語学する
購入しての再読。前回は借りて読んで返してしまったのだけど、今回は「ゆる言語学ラジオ」へのお布施も含めて。 前に読んだ時には、言語学の知識はほとんどなく、ラジオもほとんど聴いていなかった状態で読んだのだけど、今回は、ラジオはあらかた聴いて、すっかりファンになって読み直した。  言語学の基本的なところを押さえつつ、水野さんが差し出しているのは、多数派が偉いとか、普通ではなく、たまたまそうだっただけ、という現実である。本人が流暢に喋るからといって、それが普通なのではなくて、流暢でない人に対する目配せというか、配慮というか、優しさというか、謙虚さというか、そういうものがある。それはあって然るべきで、当たり前のことなのだけど、そういうことを堂々と語る人は、実は少ないように思う。普通であることに安心して、安寧する人は多いし、そのことの特別さに目を向けること自体が実は難しいことだからだ。それは、ラジオ自体にも通底しているし、だからこそ、ファンがこんなに多いのだろう。それだけが理由ではないのだろうけれど、そういう面も持っている。だから、私は、ゆる言語学ラジオが好きなのだと思う。  自分にも、多数派な部分も少数派の部分もグラデーションにいろんな側面を持っている。だから、そのことに迂闊にも安寧したくないと思っている。そう思う人は実は多いのではないか。意識化するかどうかは別にして。すべてにおいて普通、標準的な人などいないし、いたら、それはそれで普通ではないのではないかと思ってしまう。変なのだ。  これから、参考文献を漁る日々が始まると思う。そのために購入した部分もある。楽しみです。
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