
永倉あんず
@Anzngkr
2026年9月13日
読み終わった
読んでいる途中の感想は別途投稿したため省略。
ひらがなとカタカナは生まれの経緯が違うゆえに性格も異なっている、という話が面白かった。
漢文訓読のために生まれたカタカナはその制約から逃れることができず、表音文字として使用されたひらがなは単体では言葉の意味を伝えられない。
結果的により柔軟性のあるひらがな文に和漢混淆文が集約されていき、オノマトペや外来語なんかがカタカナとしてひらがな文に組み込まれるという結論だったが、(その歴史が比較的長いために)知識人にはあまねく通るという意味で漢字カタカナ文語文が終戦まで公文書として使われ続けたにもかかわらず急に消えてしまった理由が個人的には知りたかった(なんとなく想像はつくが)。
前著「日本語の発音はどう変わってきたか」を読んだ上で本書を読んだ方がよかったかもしれない。
途中で大量の引用があった影響で角川ソフィア文庫の土佐日記を購入した。次はこちらを読んでいく予定。