semi "どもる体" 2025年9月30日

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@hirakegoma
2025年9月30日
どもる体
どもる体
伊藤亜紗
自分は幼児期に吃音症があって、その後目立たなくなり、今でははたから見た感じではわからない程度になった。 しかし、この本を読みすすめるうちに、自分の思考スタイルがまさに「どもる体」であり、吃音症が人格形成に大きく影響していたのでは、と感じるようになった。 特に「乗っ取られる」部分。私自身、社会的に対応する人格が強く、もっとオリジナルな人格との折り合いをつけながら生活している自覚はあった。それが場合よってはバランスを崩し、うまく決断できないことがあって、うまく仕事でものごとを運べないことに悩んでいた。でもそれはまさに「どもっている」状態、意見が「難発」しているのだということ。 それが正しいのかどうかはわからないけど、「どもる体」という一つの処世術(?)により起きる現象が示されていることが画期的だったし、もしかすると吃音現象に限らず適用できるモデルなのかもしれない。(自分用のメモ)
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