
雛森
@hinamori
2026年9月13日
一次元の挿し木
松下龍之介
買った
読み終わった
小説
推理小説
残さない本
前回の続きから急に話が面白くなった。
仙道佳代子の、マッドサイエンティストと呼ぶには冷静で執着の薄い感じが凄くいい。
それに比べて、石見崎や七瀬の、同罪なのにちょっといい人ぶってる感じが嫌い。そんなんなら最初からやるなよって思う。
新橋の悠への片思いっぽい憧れとクズ彼氏のエピソード、必要?
ラストへの向かい方がクーンツの教え子っぽい。
樹木の会は紫陽を探し出すために牛尾をわざと野放しにしていたのか。
牛尾侵入の形跡を消したのも樹木の会?
紫陽の素晴らしさやカリスマ性が全く伝わってこないので、悠の執着もだけど特に唯の献身が理解できない。
しっとりとした美しさを持つ美人で、ねっちょりとした話し方で知識をひけらかす女性というイメージしか湧かない。
悠もだけど、見目麗しいのは得だなあ。
それで、ちょっと嫌なことを考えたんだけど、紫陽が自ら去ったと思ったからとはいえ、悠の紫陽への執着があまりにも急にすっかりなくなったの、おかしくない?
もしかして、紫陽のあんな姿を見たから?
京一は、それで治るとは言っていないし、同じ薬を悠に渡したのは、再発の可能性があるからではないの?
なのに、もう気にもならないの?
快活な唯(この名前を使うのも酷すぎるだろ)が側にいるから?
紫陽が悠に会いたがらなかったのって、悠のそういう性格を見抜いていたからだったりしない?
途中から面白くなったけど、主要登場人物が気持ち悪い人ばっかりの話だった。




