
春眠☆═━┈┈
@hi_im_siw
2026年9月13日
陽の光が消えた町で
ナオミ・クリッツァー,
桐谷知未
読み終わった
短編集の中で印象的だったものの感想。
『陽の光が消えた町で』
大規模災害の影響でインフラが不安定な中で、主人公が住む地区では自治が行われ、物々交換をしながらみんなで協力して生活している。ある時、肺に酸素を送る機械をつけて過ごしている老婦人を知り、彼女のために住人同士で協力し供給システムを作り始める、近未来の物語。
これを読んでいたとき、インフラが不安定になるのが身近すぎて(今にも起きそうだよね)、本当にこうなった時に私たちは他者と協力できるのだろうか、弱者を自己責任だと片付けず排除しないだろうかと思った。弱者を助けコミュニティーを広げていくことが生存に繋がるけど、今そうなってはいないよなあ。近未来の話でフィクションだからと終わりにしたくない、もっとちゃんと考えていきたい、そんな物語だった。
『海を見渡す四姉妹』
これが1番好き。シスターフッドでもあるし少し怖い幻想小説のようで、続きがあったらいいのにと思った。