
おかき
@okakkie
2025年4月5日

世界の終わりの最後の殺人
スチュアート・タートン,
三角和代
読み終わった
語り手が「閉鎖された島の住民すべての頭の中にアクセスできる環境運営AI」ということで、読み慣れるまでひと苦労。神視点の《神》が意思を持っているのはなかなか珍しいのではないか。いやしかし面白かったな。読了した今はタイトルを噛み締めている。なるほどなあ。世界観はぜんぜん優しくないけど、内包するものはずっと他者への優しさや信頼で、独特の手触りがある。(余談)本編には関係ないが、謝辞がかなりいい味を出しているな。

