
ぽぽ
@wakio
2025年4月7日

人生の経営戦略
山口周
読み終わった
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『人生の経営戦略』山口周 読書記録
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キャリアの意思決定に、俯瞰の視点を
本書は、人生を「経営」するという視点から、自分らしい時間配分と意思決定をどのように行うかを問いかけてくる一冊だった。
きっかけは、妻からの勧めと、以前読んだ山口周の著作が好みに合っていたこと。読み進める中で、これまでぼんやりと考えていた「人生の時間の使い方」についての感覚が、より解像度高く整理された感覚を得た。
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「いつ余命宣告されても、いい人生だった」と思えるように
本書の中で特に印象に残ったのは、著者が提唱するパーパス(目的)の定義だった。
「時間配分を適切に配分することで持続的なウェルビーイングの状態を築き上げ、いつ余命宣告をされても『自分らしい、いい人生だった』と思えるような人生を送る」
これは、働き方やキャリアの選び方を考えるうえで、日々の忙しさに追われがちな視点から一歩引いて、自分の人生全体を設計する視点を持たせてくれる言葉だった。
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アウトプットを起点に、思考を整理する
本書を読んだことで、「やはりアウトプット量は正義だ」という思いが強くなった。
実際に、なかなかできていなかったアウトプットとして、noteでの記述を開始した。テーマは主に、自己実現に向けた取り組みに関するChatGPTとの対話や、読書記録など。思考を外に出すことで、輪郭がはっきりしてくる実感がある。
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まとめ
『人生の経営戦略』は、キャリアを含めた人生全体の設計を考えるうえでの俯瞰的な視点を与えてくれる一冊だった。
すでに考えていたことに対し、理論的な裏付けや言語化の助けを与えてくれたことで、自分の方針に対する納得感が高まり、行動にもつながったと感じている。
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今後も、noteでの発信を通じて思考を深めていきたい。
読書もアウトプットのきっかけとして続けていきたいと感じさせる読後だった。