鱗拾い "丕緒の鳥 十二国記" 2026年9月14日

鱗拾い
@urokohiroi
2026年9月14日
丕緒の鳥 十二国記
『落照の獄』まで読了。 本編の本題からはやや逸れるが、 「『どうせ俺は屑だ』という甲羅の中に逃げ込んで、永遠にそこに留まり続ける。いかなる言葉もこの男を諭すことはできないし、そればかりか、傷つけることすらできない。」 というところで、 『月の影〜』下巻の陽子が自分をバカだと言った後に「自分を卑下して満足してるんじゃない」と付け加えたことや、 『風の万里〜』下巻の祥瓊が自分を可哀想と思ってしまうことについて「それは違う、って諭されると、腹が立ってしまうのよね」と振り返っていたことなどが頭を過った。 このシリーズ、「自分は〇〇だ」と己の内外に声明を出してしまってそこから抜け出そうとしないことに対して一貫して厳しい。 私自身、以前は度々自分のことを屑と言っていたんだけど、ある時期からこの「卑下して満足する」構造に気づいて、それからは別の言い方を探すなりして、少なくとも口に出して言うのは我慢してるんだよね……。 だからと言って、悪いところの多い自分を「屑じゃん」と思うことが減ったわけではないんだけど……。 この辺は少し前に読んだ別の作者の短編でも思ったな。 そういう時期なのかもしれない。 本題に近いところでいうと、償うとか悔い改めるということに関して自分の読みたいリストに入っている本のあれこれが思い出された。 後でざっくりそこら辺のテーマのリスト作ろう。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved