
ヨムヨム
@psykhee
2026年9月14日
紙の動物園
ケン・リュウ,
古沢嘉通
読み終わった
@ 自宅
ケンリュウの短編集。最初の表題作、紙の動物園から読後感が重い…。…が、ずしんとくる重さが良かった。
他には結縄と心智五行、愛のアルゴリズムが好み。結縄の、縄を直感的に構成していくのがアミノ酸の構成を解き明かすヒントになるというのは、現実世界でも粘菌に最短経路問題を解かせようという研究ともリンクすると感じた。
心智五行はキム・チョユプの『わたしたちが光の速さで進めないなら』のスペクトラムに、愛のアルゴリズムは(注釈にもある通り)テッドチャンの作風に近いものを感じた。総じて、SF要素はありつつ物語の強度がしっかりあって楽しめた。

