紙の動物園

紙の動物園
紙の動物園
ケン・リュウ
古沢嘉通
早川書房
2017年4月6日
42件の記録
  • 『文字占い師』 重い読後感… ストーリーの重さはいったん置いておいて、慣れない土地で孤独な少女が友人と新たな視点を得る、決定的な出来事を経て少女が子どもから大人に一歩踏み出して終わる(希望溢れるシチュエーションではないけれど)など、構成やオチの付け方は良い意味で古風。思えば他の作品もそうかも。一種の児童文学のようなファンタジーを感じるところもあるな。 訳者あとがきによればこちらの短編集がファンタジィ編、第2集がSF編らしいので、そちらも読みたいな。
  • 理
    @_capsella_
    2025年5月29日
    臼井君
  • すなまち
    すなまち
    @suna_mathi
    2025年5月28日
    『愛のアルゴリズム』 子供が産まれてから、この手の話がしんどくて仕方ない。。 どことなくテッド・チャンの『あなたの人生の物語』みたいな雰囲気だな、と思ったら実際テッド・チャンの影響を受けていたり、台詞がチャンの作品と呼応していたりするらしい。久々にチャンの短編集も読もうかな。
  • すなまち
    すなまち
    @suna_mathi
    2025年5月27日
    『心智五行』 すごく好きだった!遭難して「遅れた」文明に出会い、その文明の薬膳のような技術によって清潔すぎる「進んだ」文明の女性が「心」を得る話。 舞台設定も「自分とは何か」「心とはどこにあるのか」との問い掛けもTHE SFで大好きだし、腸内フローラが人格を左右するというアイディアも好き。 主人公の出した結論もよかった。結局ハッピーエンドが好きなんだ。 ___ どの話も資本主義社会における「弱者」への眼差しに基づいていて、静かに、でも確かに、理不尽を諦めない意志を感じる。卑屈にならず「正しさ、善良さ」を持ち続ける勇気をくれる。
  • すなまち
    すなまち
    @suna_mathi
    2025年5月17日
  • Jinx
    Jinx
    @jnx_17
    2025年5月11日
  • 『結縄』 無自覚でリスペクトのない文化や技術の搾取、そして必要十分に成り立っていた小さな村が資本主義社会に組み込まれるさま…やるせない気持ちになると同時に、どこかで自分が同じような傲慢な振る舞いをしていないか、きちんと目を見開いていたい。
  • 帯に電車で読まないでって書いてあるのに電車で表題作読んでまんまと泣いた。 成長した主人公にときおり寄り添ってくる紙の動物。何気ない一節から紙の動物たちが母親の愛の象徴であることが分かって、そこからはずっと喉の奥がぎゅっとなりながら読んだ。孝行したいときに親はなし…
  • ゆる
    ゆる
    @yurumogu
    2025年5月6日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年5月5日
  • 庭子
    @niwaniwa0919
    2025年5月5日
  • 六輪花
    @rokurinka
    2025年5月5日
    キッチンで読んでいる。
  • ゆか
    ゆか
    @takaerm5
    2025年4月30日
  • R.T.
    R.T.
    @tateryo47
    2025年4月27日
    表題作の「紙の動物園」は思わず泣いてしまった
  • 『エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス』を観た直後でもあったので、アジア系アメリカ移民について思いを馳せる
  • 廣 亜津美
    廣 亜津美
    @hiroatme
    2025年4月22日
    タイトル作品のようなホロッとくるのよりは、ちょっと捻った「太平洋横断海底トンネル小史」、「心智五行」みたいのが好みでした
  • 滝川
    滝川
    @theyaregonefor
    2025年4月6日
  • お茶づけ
    @ochazukeoic
    2025年3月17日
  • 松本真波
    松本真波
    @_mm177177
    2025年3月15日
    以前知人が話していて気になっている。
  • 八十
    八十
    @yonda_08
    2025年3月9日
    大好き
  • Jinx
    Jinx
    @jnx_17
    2025年3月9日
  • 翁丸
    翁丸
    @meep_and_wiggle
    2025年3月8日
  • いむ
    いむ
    @zariganiwani
    2025年3月8日
  • comi_inu
    comi_inu
    @pandarabun
    2025年3月7日
    全編に渡って、失われゆく存在と、強者になりうる存在との渡り合いが描かれている。 物語に登場する品々は紙1枚、麻紐1縄とどれも素朴だ。しかしこの紙1枚、麻紐1縄にはかなしい歴史、愛の言葉、途方もない物語が込められている。その切実さと儚さにわたしはどうしても胸打たれてしまう。表題作なんて何度読んでも泣いてしまう。 人種、経済格差、移民などのテーマをしっかり突きつけつつ、語りの豊かさで圧倒する作品だと思う。サイエンスフィクションよりマジックリアリズムの方がぴったりくる。
  • 白雨
    白雨
    @nocturnalism
    2025年3月7日
  • 田井中
    田井中
    @tohka_g
    2025年3月7日
  • 𖡼
    𖡼
    @yarnhumm
    2025年3月7日
    紙の動物園
  • momo
    momo
    @momo_451
    2025年3月6日
    かつて藤子不二雄氏は、自身の作品を「SF(science fiction)」ではなく「SF(すこしふしぎ)」と表現したそうだ。 まさにそんな短編集。難しい単語が並んでなくても、宇宙に行かなくても、紙で作った折り紙の動物が少し動くだけでいいのだ。 トリックや近未来の描写にときめくのではなく、抒情的な文章を味わう、文学としてのSF。 雨の日がよく似合う。
  • みかんぬ
    みかんぬ
    @mikannu
    2025年3月6日
  • karin
    karin
    @karin_02
    2025年3月6日
    短編集なのだけど、どのお話も素敵で面白い。表題作「紙の動物園」と「月へ」はこれぞ短編文学という芸術的な趣きもあり震えた。個人的には「結縄」「心智五行」あたりも好み。ハズレ無しの短編集。って言うかケン・リュウの短篇はどれも私好みで面白いかも....
  • 垣本
    @kakimoto
    2025年1月29日
  • とーど
    とーど
    @toutoutoudo
    2025年1月18日
  • kanademi
    kanademi
    @kanademi_0114
    2024年4月1日
  • 足下研
    @KenAshimoto
    2023年10月1日
  • じん
    @jindesu
    2021年3月27日
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