
ちゃせん
@arbata_caj
2026年9月15日
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ブレイディみかこ
読み終わった
読書日記
読んでみて、息子さんの思慮深さに驚く。とともに解説を読んで、中学生だからとみくびってはいなかったか?との反省もある。多様性とはなんぞや、と聞かれると。なかなか一言で言い表すことはできないような気がするけれど、英国に暮らし、経済的、社会的、民族的、さまざまな軸で多様な人の集まる環境で育つ「ぼく」と「母ちゃん」を通じて、ここ日本に暮らす自分にも気づくきっかけや考えの種をくれる、そんな一冊。差別やいさかいが起こるのならば、みんな均一の世界が本当に良いのだろうか? この本が書かれた当時よりもさらに寛容さがなくなり、対立や分断が激しくなりつつある2026年の今、多様性の縮図のような学校の様子を読み、また考えてしまう。
だいぶ息子さんの内面にも踏み込んだ文章であるようにも思ったが、きっと日頃からしっかりと親子のコミュニケーションをとっているのだろうな、と思った。そしてブレイディみかこさんの文章はとてもうまく、読みやすくするすると染み込んでくる。

