ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

86件の記録
- 彗(すい)@winged_seabird232025年8月24日ふと思い出した読み終えた後に考える人権大人の読書感想文という帯に惹かれて読んだ。差別とか人種とか、いろいろ知っているけれど他人事だった世界を垣間見た気がした……… 難しい言葉も多いけれど、日本人は、一回は読んだ方がいいと思う。 国際交流って簡単に言えないね。
- まめご@mmg_862025年8月15日読み終わったブレイディみかこの書くものが好きだ。 物事を冷静に捉える目線に裏打ちされた文章はとても読みやすい。 そしてこれはブライトンで「元底辺中学校」に入学した「ぼく」を母親の立場から書いたエッセイなのだけれど、エッセイというにはあまりにもいろいろな問題を私に差し出してくる。 日本とは異なる学校教育システム、人種や来歴や貧富の差などから起こる問題、複雑な構造を持って表れる差別。 私に無縁とは思えない事柄も多く、読みながらいろいろ考えてしまった。 「多様性ってやつは物事をややこしくするし、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ」 途中で出てくる「母ちゃん」の言葉は的確に今の世の中を表していると感じるが、楽じゃないものがどうしていいのかと問う息子に返した 「楽ばっかりしていると、無知になるから」 「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすからいいことなんだと母ちゃんは思う」 という言葉は、私には励ましのように思えた。 今の世の中で起こるどんな問題も、知ろうとすること、知って考え続けることでしか乗り越えられないのだと思う。 無知を減らす努力、肝に銘じたい。
- ヨル@yoru_no_hon2025年7月25日かつて読んだ再読『さみしい夜のページをめくれ』を読み終えて、タコジローが選んでいたこの本を読みたくなる。黄色と緑の付箋は4年前につけたもので、青い付箋は今読みながらつけているもの。
- まるめ@marume_bk2025年7月22日読み終わった今回の参院選の結果を受け落ち込んでいる中読んだ一冊。 イギリスについてよく知らないこともあり、学校のランキング付けや貧富の差などの話は非常に勉強になった。 帰省でDVDをレンタルしようとした際、外国人なのではと勘繰るスタッフが警戒して態度を変えてきた話や、その後に立ち寄った日本料理屋で酔っ払った客にからまれ、息子が英語しか話せないことに対して「それでは日本の母とは言えない」と言われるシーンなど、日本国内における差別の話にはより一層気持ちが落ち込んだ。 日本人ファーストを謳う政党が躍進してしまう今日において、このような思いをする人は増えているんだと思う。 自分の身近や日本国内にいる海外にルーツを持つ人たちが脅かされるようなことがなくなるように、これからも学び、発信し、行動していきたい。
- にわか読書家@niwakadokushoka2025年7月16日読み終わった@ 電車既にたくさんの人に読まれている本だが、これは、今こそ読むべきなのではなかろうか。 多様であることは合理的でも効率的でもない。正解もない。 それでも同属性の集まりで良い仕事はできないと言い続けたりして、異なる属性の人との出会いを求めてきた。 仕事にこじつけてきたけど、個人として無知でいたくないのだ。 一つの属性だけを持っているわけではないから、違うフィールドに行くと自覚のない人によって自分が排除される側になることもある。 人を傷つけるようなことを少しでも減らしたい。知ろうとしなければできない。 それがエンパシーというやつか。 「こういう時代錯誤なことを言うときは、たいていそう言っている大人が回りにいる」 これは中高生のプロジェクトに参加したときにも実感したし、社会人でも若手のメンバーと話すと上層部の思想が見える。 4年ほど積読していたものを出張のお供に読んでいたのだが、序盤から泣いてしまった。
- 絃灯@NemuiIto292025年5月10日読み終わった知らなかったことの連続すぎて無知な自分に一喝を入れたくなった…本当に考えさせられる。 幾度となく問題の本質をついてくる息子さんの言葉に何回もドキッとさせられた。こんな風に世界に関心を持てるようになりたい!その一歩目としても、ものすごく良い本だったと思う。
- F@piyo12002025年4月17日読み終わった自身がレズビアンなので、タンタンタンゴはパパふたり の流れがすごく応えた。パパが2人もママが2人の家庭が当たり前にあってもいい社会、こどものせかい、いいなー。 アジア人差別のくだりも他人事だとは思えなかった。
- ひさ@hsysy2025年4月15日かつて読んだ息子の視点がクールで好き。 「自分たちが正しいと集団で思い込むと、人はクレイジーになるからね。」 「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。…罰するのが好きなんだ。」
- 夏しい子@natusiiko2025年3月8日かつて読んだ良かった。 息子くんの「人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。……罰するのが好きなんだ」 の言葉がズーンと響きながら共感する。 題名からして、いかにも人種差別が絡んできそうなイメージは持っていたいが「闘う系」ではなく 息子くんの成長と共に共存しながら考えさせられていく形で読めて読みやすかった。 「波」での連載だったと知らなかった。私が定期購読する前だけど、PR誌でこんなに良い物読めるのはラッキーだと思う。
- aya🦓@ayashimamu2025年2月15日読み終わった人種や価値観の違い、 偏見や格差のある社会を認識すること。 その中で自分のアイデンティティと向き合い、人を思いやり共存してゆく優しさや強さ。 グローバル化や多様性が進む今の時代を生きるヒントがいっぱい詰まっていた。
- ばんぶー@banboo2020年7月21日読み終わった日本人の母とアイルランド人の父親のあいだに生まれた男の子が主人公のエッセイ。 これも話題になってたけど、割と描写がリアルに描かれていて、噛み砕くのがなかなか難しかった印象。