アイラ
@aila_212
2026年9月15日

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
フィリップ・K・ディック,
カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),
浅倉久志
読み終わった
タイトルがあまりにも有名だけど、内容を一ミリも知らなかったので一読。海外の長編SFなのでだいぶ身構えていたが、かなり読みやすかった。
火星から脱走してきた八人のお尋ね者のアンドロイドとそれを追う警官、と言う内容だが、カウボーイ的な感じの世界観で、新鮮で、割とエンタメ寄りで楽しい。
アクション風なプロットを土台に、人間とアンドロイドが接する中で「人間とは何か?」という、大きく、普遍的なテーマを扱っている。いわゆるAIとかロボットとかが出てきて、このようなテーマを扱う作品は多く見るけど、確かにこれは、その中でも特に忘れられない作品になると思う。
日々Geminiやchat gpt などの、人間そっくりの反応を返してくる存在と生きていく中で、彼らと人間は何が違うのか、人間であることはどういうことなのか、そういうのを忘れないため、自分の中で考えを持っておくために、参考になるとても面白い小説だと思った。
自分としては、今現代において、この本を読んでよかったと思った。
