
サカキ
@sakaki0825
2026年9月15日
N・P
吉本ばなな
読み終わった
また読みたい
一つ前に読んだ作品が若干の消化不良だったので、続けて吉本ばなな作品。
主人公の引力みたいなものを感じられる、らしい作品でとても良かったし、作中の時期も夏の終わりで色々と感慨深い。
個人に深く根を張っていて、その人の人生を左右するものを運命ではなく、呪いと表現するところがとても響いた。
終盤の風美と乙彦の対比に女性の強さをひしひしと感じるし、本当によく描かれているなあと思う。世間で安っぽく議論されるような男女の友情と違う、この関係性が羨ましい。
「ブルータス、おまえもなのか。どこ行くの? ひとり?」
完全に夏が終わる前に、旅をしたくなる作品。


