六瓢(むびょう) "夜は短し歩けよ乙女" 2026年9月15日

夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦,
角川書店装丁室高柳雅人
はちゃめちゃな内容で最初違和感ありまくりだったが、第二章からは慣れて、面白くなった。 「ナカメ作戦」つまり「なるべく彼女の目にとまる作戦」で偶然を装い彼女に挨拶する。彼女の出かけるところには、行きたくなくとも出掛けて行くが、なかなか思い通りにことが進まない。 古本市は苦手なのに、買う気もないのに彼女のことでテンパって「新輯内田百閒全集 」のばら売りを全部買ってしまう。(でもそれが転じて福となる!) 古本市の場所が下鴨神社の糺ノ森っていうのがいいね。 本はみんなつながっているとのこと。 一冊の本を引き上げると、古本市がまるで大きな城のように宙に浮かぶだろう。 シャーロック・ホームズ全集から織田作之助に至るまでのつながりがすごい。 途中から夢なのか幻想なのか現実なのかわからなくなる。 咳をしても1人 とか 古池や僕が飛び込む水の音 とか、クスッと笑える。 赤玉ワインと電気ブラン飲みたくなった。
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