
miho
@mehow
2026年9月16日
翻訳をジェンダーする
古川弘子
読んでる
ジェンダー
ちくまプリマー新書
新書
翻訳書のなかで使われる女ことばについて、読み手と翻訳者のあいだではわりと意見が分かれているようなので、いちどちゃんと考えてみなければと思っていた。
わたし自身は、日常会話で女ことばをほとんど使わない。ことば遣いに男女差のない地方出身者だからであって、とくにジェンダーを意識しているわけではなかった。上京してきたころには、同世代の男女でことば遣いの差はさほど大きくなかったように思う。
けれど、女ことばでかっこよく話していた女性を知っている。戦時中に女学生だった世代の方だった。
だからわたしの場合、年配のかっこいい女性キャラクターの台詞はあえて女ことばで訳すこともある。もちろん、そうしないこともある。
女ことばを使わずに訳すと、なぜかキャラクターの実年齢よりも幼い感じになってしまうこともあるような気がするけれど、それも社会規範の刷り込み?
今後は翻訳のなかでも女ことばは使われなくなっていくのだろうな。

