
はー
@hachihot
2026年9月16日
無理して頑張らなくても
チェ・ウニョン,
古川綾子,
大原由衣,
植田たてり
読み終わった
最低限の権利を主張する人に、お前はもう十分に持っている、それ以上要求するなと言う人がいる。相手の機嫌を損ねることなく、迷惑をかけず、自分の意見をアピールするなら可愛らしくやれと言う人がいる。誰かの違和感が嘲笑の的になることがある。より露骨に、より公的なやり方で、弱者を窮地に追い込む人がいる。人間性の基準が徐々に下がりつつあると感じる。私はもう、時間が経てば多くの物事が自然に良くなるとは信じてない。ベストを尽くさなくては。
著者の言葉より。
この言葉は、2022年に発せられているけど、2026年の今、日本の現状は、この言葉通りで、人間性はますます奪われている。奪われ尽くした先の荒涼とした社会がすぐそこに現れているのを日々見ているし、感じている。
そんな現状に抗うべく、ベストを尽くしている?あきらめている?諦めたくないけど、自分を奮い立たせるには、エネルギーが足りない。
ここに描かれた物語を通じた告白は、無かったことにされる」ことへの抗いの記録だ。ささやかで小さくても、そこにあった、そこにある、人間性の記憶。読むことでその記憶を紡ぎ、自分を慈しみ、同時に生命そのものを敬うことへ目を向けさせる。



