

はー
@hachihot
1冊読み終わるのが大変な人。つまみ食い読みでも記録しておきたい人。
- 2026年10月12日
- 2026年10月12日
- 2026年10月12日
- 2026年10月11日
すばる 2026年11月号すばる編集気になる - 2026年10月11日
- 2026年10月11日
金子さんの戦争熊谷伸一郎読み終わった日本の戦争加害について、金子安次さんという方の生い立ちから中国での戦闘行為、民間人の虐殺、日本の敗戦による、シベリア抑留、戦犯として中国で過ごした日々、日本へ帰国してから加害証言することに至った人生をご本人の証言を元に丁寧に追った一冊。 ネルソンさんにおいての、ベトナムでのある啓示的な事件に匹敵する安次さんの、中国のある村での事件は、あまりにも酷く衝撃的で、読後ずっとしばらく囚われ、言葉にできない感情を呼び起こされてしまう。 こんなことを起こしてしまう、戦争を深く憎む。 以下は自分のために、覚えておきたい安次さんの証言。 P75 最初は人を殺すことなんて嫌なんだけどな、それが戦場を経験していくと、だんだん人間を殺すことなんてなんともなくなってくるんだよ。(中略)しまいには人間を殺すのが面白くなってくるんだよ。だから、いろんな殺し方をする。拷問して殺す、女性を辱めて殺す・・・。 →ネルソンさんあなたは人を殺しましたか、だ、まさに。 P85 女子どもだからって殺さないって考えは日本軍にはないんだよ。(中略)女は子どもを産むでしょう。子どもは大きくなれば日本軍に敵対するようになる。だから女も子どもも殺してしまえってよく言われたね。 P89 すべての家を焼かれ、住民を殺された村は、後日、日本軍によって土塀までも倒されて整地さて、ついに更地にされてしまった。 →イスラエルのパレスチナ人への虐殺で実施されている。 P191 シベリア抑留5年、戦犯となり6年を過ごした後に中国政府により起訴免除、即時釈放という寛大な処遇を受け日本に帰国を果たした元戦犯。 帰国にあたって戦犯たちの出した 祖国の皆さまへと題する手書きの声明が残されており、その一部より 引用 戦争はそれによって利することのできるごく一部の人を除いたほか、私達自身にとっても、如何なる人々にとっても、また、祖国日本にとっても全く必要のないものでありました。(中略) 身をもって誤りを知った以上、どうして再び身を誤りに投ずることができるでしょう! 私達は戦争に絶対反対します。そして、再び戦争へと人々を追いやる軍国主義に絶対反対します。 私達の願いは、私達が体験した誤った前半生を全ての人々の教訓として、人々が再び私達の歩んだ暗黒と罪悪の道を再び踏まないことであり、(中略)隣国である中国やその他の国々と深い友好を保ち、平和に共存することであり、(中略)すべての人々が睦まじく平和で幸福な生活が出来ることであります。 P212 日本軍により慰安婦とされた中国人女性の証言集会での安次さん、加害の証言の最後に 被害者の方を目の前にして、こういう証言をするのはまことに心苦しい。しかしながら、戦争の罪悪はどうしても暴露しなければならないし、これからの若い人たちに、私たちの踏んだ道を絶対に踏ませてはならないというのが私たちの信念です。 安次さんが証言し続けることで、ある元慰安婦の女性はこう語ったという 「これで私は日本兵を許すことができた。やっと自分の人生を生きられる」 この言葉をうけ、著者は裁きがあって和解が可能になる、ということに気がつく。 P228 加害者が加害を認めて謝罪をするということは、被害者の人間としての尊厳を回復する営みであり、加害者の失われていた人間性を回復する営みであるということを。 - 2026年10月10日
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 7平塚柾緒(太平洋戦争研究会),武田一義読み終わった - 2026年10月9日
- 2026年10月4日
- 2026年10月4日
- 2026年9月27日
- 2026年9月27日
金子さんの戦争熊谷伸一郎読んでる - 2026年9月27日
- 2026年9月25日
- 2026年9月21日
復讐が足りない(4)冬野梅子読み終わった - 2026年9月21日
- 2026年9月20日
- 2026年9月20日
- 2026年9月17日
魔女の体力 40歳、女性が体力をつけるべきときイ・ヨンミ,田中千晴気になる - 2026年9月16日
無理して頑張らなくてもチェ・ウニョン,古川綾子,大原由衣,植田たてり読み終わった最低限の権利を主張する人に、お前はもう十分に持っている、それ以上要求するなと言う人がいる。相手の機嫌を損ねることなく、迷惑をかけず、自分の意見をアピールするなら可愛らしくやれと言う人がいる。誰かの違和感が嘲笑の的になることがある。より露骨に、より公的なやり方で、弱者を窮地に追い込む人がいる。人間性の基準が徐々に下がりつつあると感じる。私はもう、時間が経てば多くの物事が自然に良くなるとは信じてない。ベストを尽くさなくては。 著者の言葉より。 この言葉は、2022年に発せられているけど、2026年の今、日本の現状は、この言葉通りで、人間性はますます奪われている。奪われ尽くした先の荒涼とした社会がすぐそこに現れているのを日々見ているし、感じている。 そんな現状に抗うべく、ベストを尽くしている?あきらめている?諦めたくないけど、自分を奮い立たせるには、エネルギーが足りない。 ここに描かれた物語を通じた告白は、無かったことにされる」ことへの抗いの記録だ。ささやかで小さくても、そこにあった、そこにある、人間性の記憶。読むことでその記憶を紡ぎ、自分を慈しみ、同時に生命そのものを敬うことへ目を向けさせる。
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