ちゃせん "ぼくはイエローでホワイトで、..." 2026年9月17日

ちゃせん
ちゃせん
@arbata_caj
2026年9月17日
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
第二巻。やはり平易ながら変わらぬ文章のうまさでするすると、あっという間に読み終えてしまった。中学二年になり、息子さんが自立した個人として成長していくとともに、だんだんと親に話さないことも増えていく。それでも家族みんな真摯に、率直に対話をしていると感じる。社会を信じるとはどういうことか、ということに考えを巡らし、ありきたりな結論になってしまうのが歯がゆい、やはり聡明で思慮深い男の子だと思う。息子の成長とともに彼自身の「ライフ」が確立され、親にも話さないことが増えていくがゆえに、ここでこのシリーズは完結なのだと思う。家族を題材にしたエッセイの是非が問題になることもあるが、ある意味で筆を置いたことが親として、文筆家としての一つの真摯さなのかもしれない。
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