ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
40件の記録
ヨル@yoru_no_hon2025年10月2日読み終わった読了@ 自宅ブレイディさんの本を読んでると世界を知りたくなる。無知な自分を恥じる。もっと勉強したくなる。 「誰かのことをよく考えるっていうのは、その人をリスペクトしてるってことだもんね」p.31 「ヒジャブは女性への抑圧と差別のシンボルだから、一国のリーダーならよけいに被ってほしくない。」p.28 「この曲を作ったのはサム・クックですが、彼にインスピレーションを与えたのはボブ・デイランでもありました。ボブ・ディランの『風に吹かれて』というプロテスト・ソングを聞いたサム・クックが、それに大いに触発され、自分もこのような歌を書くべきなのだ、書いてもいいのだ、と思って作った曲が「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」です。そのことを我々は覚えておくべきだと思います」 副校長は一度も「黒人」「白人」という言葉を使わなかった。けれども、白人のボブ・デイランが人種差別に抗議する曲をつくり、それに黒人のサム・クックが触発されたという、人種の垣根を超えたインスピレーションについて語っているのは明らかだった。p.40 「僕自身も大好きな曲だから、妙な加工を施して台無しにはしてほしくない。でも、他人を罵倒するときに「FAGGOT』という言葉が平気で使われた時代があったことは忘れるべきではないし、この曲を覚えた小さな子どもが『FAGGOT』と嬉しそうに大声で歌っている婆はやっぱり見たくない。大人は、この言葉がどういう言葉なのかきちんと子どもに説明する必要があると思う」p.182










まるめ@marume_bk2025年7月25日読み終わった1に続いて2も読了。 個人的に関心が強かったのはノンバイナリーの教員の話。 先生(大人)側が当事者・アライであると存在を示すことで救われる子はいるのではないかと思った。 また、ビジネスの授業の話ではフリーランスになることを考えた授業にいいな〜と思っていたが、その背景には政府が失業保険などを払わずに済むように独立を促す動きや、その結果望まざる起業をする人も少なくないという話があり悲しい気持ちになった。 分断や差別を煽るような演説もあった参院選後に読んでよかったなと思えるシリーズだったし、改めてあらゆる差別を許さないという姿勢、声をあげ続けたいと思った。
にわか読書家@niwakadokushoka2025年7月18日読み終わった@ 自宅わかりやすさを求めすぎることに危機感を感じていて、わからないで終わる方がリアル。 たしかに「ずっと考えていかなければならない」はよくある終わり方だけど。 イギリスの緊縮財政や教育などの日常から正解がないことに向き合っていきたいと思える。



幸緒@kons_03202025年6月23日読み終わった前作を読んで本作も。8章がいちばん印象的だった。「社会を信じる」ための処方箋は子どもにも大人にもなかなか見つけられない。たしかに陳腐だけれど、考え続けることだけがその処方箋たり得るとおもう


kasa@tool2025年5月4日読み終わった「ライフってそんなものでしょ。後悔する日もあったり、後悔しない日もあったり、その繰り返しが続いていくことじゃないの?」 今回も息子さんの言動にハッとさせられる。 勉強システムも1でも全然違ってたけど、今作もまた選択科目の多さやスピーチなど英国の中学生すんごいなと圧倒された。










































