古 "きことわ (新潮文庫)" 2026年9月18日

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@hh_
2026年9月18日
きことわ (新潮文庫)
芥川賞受賞作。今度朝吹真理子さんの対談を見れるかもしれないからその予習。 逗子の別荘管理人の娘・永遠子とその別荘を借りていた春子の娘・貴子が25年ぶりに別荘売却のために会う話。 いきなり髪引かれる描写とか永遠子は夢を見て貴子は見ないとかよくわかんなかったけど、ぽかぽかしててよかった。貴子が妻子持ちの人と不倫していたとか、母の淑子が妹を産むのを辞めていたとかの話を事態としては重く受け止めつつも追求せずにさーと永遠子が流す感じがなんかすき。 解説の町田康さんの文章が面白かった。あと解説で脈絡のないまま書き連ねて文章として成り立っているからすごい(?)みたいなことが書いてあって、なるほどと思った。はじめて解説が解説だ!って感じた。思えば今書かれていることが永遠子の夢の話なのか過去の事実なのか今起こっていることなのか、それとも貴子の視点or貴子目線の過去なのかちょっと立ち止まって理解する必要があった。これが脈絡がないゆえに起きたことなのかと思ったり。でも普通に読めた。
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