脚立の番人
@book_00
2026年9月19日

人間失格
太宰治
ずっと気になっていた本です。
やっと購入し、一気に読了しました。
太宰治のライフストーリーをなぞったようなストーリーは、読めば読むほど底のない沼に沈んでいくような感覚でした。
あとがきの最後の台詞は、純粋無垢に憧れを抱き、相手や自分にそれを追い求めた主人公……ひいては太宰治自身が、そうでありたいと願った姿であり、言われたかった言葉なのかも知れない。と、私は思いました。
太宰が自身の内面を露わにし、自分自身のためだけに書いた作品が、こうも多くの読者に様々な意見・解釈を伴って読み継がれているというのは、なんとも面白いと感じます。
