
サエ
@daisy_335
2026年9月19日
読み終わった
受講者たちが、自分の犯した罪や過去を見つめ直し、自分の言葉を獲得していく様子に涙が出てきてしまう。
いつからだってやり直せる、でもやり直すにはやり方がある。そのやり方の一つがこの『刑務所の文章教室』には詰まっているように思った。
受講者たちは何かしらの罪を犯して刑務所にいるわけだが、もともと悪い人だったわけではなく、虐待やDVを受けていたり人間関係の構築に少しつまずいた経験がある人が多いように思った。以前読んだ、刑務所の炊事場について書かれた『めざせ!ムショラン三つ星』でも、話を聞いてくれる人がいなかったりしたことで、適切な人間関係を築くことが難しかった人たちが多く見受けられた。
罪を犯してから、刑務所でこのような更生プログラムを受けるだけではなく、罪を犯す前にそういった人たちを掬い上げられれば良いのに、と思うが、それは結局、政治の仕事なのだろう。

